翻新後的店內介紹

9月にリニューアルオープンし、少しづつお店が形作られてきました。
こだわりのぎゅっと詰まった店内を、ご紹介したいと思います。

まず、お店の顔である入口。
入口を引き戸にできないか
ダメ元で施工会社の方と相談したところ、快諾いただき日本らしい落ち着いた玄関となりました。
茶室に入る、、までの緊張感はもちろんありませんが、日本らしい引き戸を開けるとスタッフは背筋の伸びる思いです。

さて看板はどうしよう。
かっちりとした看板じゃなく柔らかい素材がいい
漠然と考えていました。
布、、?のれん?
和菓子屋さんののれんのイメージ。
そこにギャラリーや美術館のキャプションのイメージを組み合わせて
今回のタペストリーができあがりました。

太い糸と細い糸を平織りにした、祭り衣装などに使われる生地を使用し、
英文では、Fujimori Tokyoが大切にしている気持ちが紹介されています。

布の持つ柔らかさと、ギャラリーのような心地よい緊張感のバランスが気に入っています。

店内のイメージは”図工室”。
無塗装の古家具を使用することで、なんとなく心の片隅にある、図工室のワクワク感を表現したいと考えました。
新しいもの、受け継がれたもの
小さくても重みのあるものが、作り出されるワクワク感。
そんな気持ちを大切にしています。

一番のこだわりは、なんといっても床のヘリンボーン。
ヘリンボーンの床はずっと憧れていたので、すぐに決定しました。
そして譲れないのがやはり無塗装。
家具、窓枠、扉の木材を無塗装に統一することで、工房らしさのある、そして柔らかく品のある空間となります。

日本とフランスの古い家具も、一つひとつ実物を見に行ったり、問い合わせをして選びました。
ポイントは、新しい家具ではなく、古い家具を丁寧にメンテナンスしたもの。

’ときを受け継ぐ ジュエリーづくりを’

ピカピカな家具ではなく、大切に使われてきたものをまた受け継いでいくことで、Fujimori Tokyoの思いを表現したかったのです。
背伸びして身につけるジュエリーも素敵ですが、普段から自分らしく身につけられるアイテムを末永くご使用いただきたいと考えています。

ちなみに、漆喰の壁は(大人も子供も)スタッフみんなで塗りました。
いい味わいの壁になり、愛着もひとしお。

メインのテーブルは、欄間のようなモチーフが施され、一際存在感を放っています。
こちらは、リニューアルよりずっと前から使用していたものですが、ようやく周りの空気と馴染ませることができました。

ベンチは教会で使われていたもので、背もたれにはブックスタンドがついているのがお気に入りポイント。
とても大きいので、お子様づれやご友人同士でも一緒に座ることができます。

こちらの品のあるブラックのショーケースも、日本の古い家具をメンテアンスされたもの。
見た目がクールなだけでなはく、6個ある引き出しも収納力抜群です。

Fujimori Tokyoの工房を立ち上げた当初から、50年以上前からのお付き合いの職人さんより譲り受けた古い秤。
積み重なった時間が感じられて、只者ではない空気を醸し出しています。

部屋のど真ん中に鎮座する、大きなショーケースはどこから見ても、美しい佇まいです。
奥行きもあるので、とてもディスプレイしやすい優れもの。

ショーケースのガラス板を支えている中の軸も木製の轆轤足になっています。
心地よいシェイプはシンプルなショーケースにいいアクセントとなります。

ふたつのショーケースに、新作やブライダルアイテムなどディスプレイしておりますので、じっくり見ていただければ嬉しいです。

スタッフの作業机もたくさん探して、これ!というものを見つけることができました。
まさに図工室、と言いたくなるような無骨な机は、3-4人作業できる便利な大きさです。

入口の引き戸と同じく、窓枠の木枠ももちろん無塗装の木材を使用。
すりガラスからの自然光が優しく差し込みます。

フランスの美術学校の卒業証書は工房創設者の藤森汎のもの。
パリでのグループ展の案内も飾られています。

入口の真鍮のライト、和菓子のようなスタンドライト、灯りにもこだわりました。
どこを切り取っても絵になるよう。

たくさんのもの作りや出会いを通して、いい時間を重ねられる空間になりますよう。

新しく歩み出したFujimori Tokyoで、みなさまのお越しをお待ちしております。

デザイナー Tomoe Shoda

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